# macOS 26 Tahoeアップデート後のMacBookフリーズ、Spotlight設定で解決の可能性

macOS 26 Tahoeのリリース以来、一部のMacBookユーザーから報告されている断続的なシステムフリーズ問題について、あるユーザーが意外な解決策を発見しました。最新のM3 Max MacBook Proを使用している筆者もこの問題に直面しましたが、Spotlightの設定変更が効果を発揮したとのことです。

 高性能機でも発生したフリーズ問題

筆者は、M3 Maxチップ、36GB RAM、1TBストレージを搭載した高性能なMacBook ProにmacOS 26 Tahoeをインストール後、数秒間続くフリーズが頻繁に発生する問題に遭遇しました。特定のアプリに起因するものではなく、再起動やmacOS 26.0.1、26.1へのアップデートも効果はありませんでした。メモリ圧も問題なく、原因不明のままフリーズに悩まされていたといいます。

 高負荷プロセスの特定

問題を詳しく調べるため、「アクティビティモニタ」でCPUの使用状況を監視したところ、「corespotlightd」と「kernel_task」という2つのプロセスが異常に高いCPU使用率を示していることが判明しました。特に「corespotlightd」は、100%を超え、時には200%近くに達することもあり、バックグラウンドタスクとしては異例の負荷でした。

 Spotlight設定が突破口に

この「corespotlightd」がSpotlightに関連するプロセスであることから、筆者はシステム設定のSpotlightタブを確認。そこで、「関連コンテンツを表示」と「Appleが検索を改善するのを手伝う」という2つのトグルを発見しました。

試しにこれらをオフにしたところ、瞬く間に「corespotlightd」プロセスのCPU負荷が低下し、それに伴ってシステムフリーズも解消されたのです。数時間後、好奇心から再びトグルをオンに戻しましたが、その後一週間ほど経過しても問題は再発していないといいます。

 同様の症状でお悩みのユーザーへ

筆者は、自身のケースが全てのMacBookに共通するとは限らないとしながらも、もし同様の断続的なフリーズ問題に悩まされているなら、Spotlight設定内の上記2つのトグルを試すことを推奨しています。また、一部の読者からはPagesアプリのトグルが問題解決に役立ったという報告もあり、個別のアプリ設定を見直すことも有効かもしれません。