アップル、ノースカロライナ州キャンパス計画で雇用・投資期限延長を獲得

長らく遅延していたアップルのノースカロライナ州リサーチ・トライアングル・パークにおける新キャンパス計画が、実質的な再スタートを切ることになりました。州政府はアップルに対し、雇用創出および投資目標の達成期限を4年間延長することを承認しました。

州の経済投資委員会は火曜日、アップルの要請に応じ、この期限延長を正式に承認しました。これにより、当初2024年とされていた「計画初年度」は、2027年に設定し直されることになります。

このインセンティブは2021年に承認されたものですが、計画は停滞していました。州はこれまで、助成金要件の延長を最大24ヶ月までしか認めていませんでしたが、今年6月に法改正が行われ、より長期の延長が可能となっていました。この法改正が、今回の4年間という大幅な期限延長に繋がったとみられます。