Apple TV、MLB「フライデーナイトベースボール」を2028年シーズンまで継続

MLB（メジャーリーグベースボール）は本日、Apple TVが「フライデーナイトベースボール」として、2026年から2028年シーズンまで金曜夜のMLB公式戦2試合の配信を継続すると発表しました。

AppleがMLB中継を中止または拡大するとの憶測が飛び交っていましたが、これらの情報は不正確であることが判明しました。AppleとMLBの契約は従来通り維持され、MLBがNetflix、ESPN、NBCUniversalと新たに締結した放映権契約の影響を受けない形となります。

新しい放映権契約では、各社が異なるパッケージを獲得しています。
NBCは「サンデーナイトベースボール」「サンデーリードオフ」に加え、ワイルドカードシリーズを放映します。
Netflixは「T-モバイル・ホームランダービー」および2026年の「フィールド・オブ・ドリームス」や日本開催の「ワールドベースボールクラシック」を含む特別試合を配信する予定です。
ESPNは全国中継の平日試合パッケージを獲得し、MLBの圏外ストリーミングサービス「MLB.TV」の販売も行います。

主要な中継局であるFoxは、オールスターゲーム、レギュラーシーズンの一部試合に加え、ワールドシリーズ、リーグチャンピオンシップシリーズ、ディビジョンシリーズを引き続き放映します。TBSは、LCS、ディビジョンシリーズの中継および火曜夜のレギュラーシーズン試合を担います。

Appleは2022年から「フライデーナイトベースボール」を提供しており、ダブルヘッダー形式で試合前後の分析番組と共に配信しています。このサービスはApple TV加入者であれば無料で視聴可能です。
今回の継続は、2022年に締結された7年契約に基づくもので、これによりAppleは2028年まで金曜夜の試合へのアクセスを確保します。2026年シーズンは3月25日に開幕し、Appleによる最初の試合中継は3月27日金曜日となる予定です。