Appleデバイス向けの統合プラットフォームを提供するMosyleが発信する『9to5Mac Security Bite』が、Macユーザーにとって見過ごされがちなセキュリティ上の注意喚起を行っています。

かつては、ハッカーによる盗撮防止策として、特にスライド式のプラスチック製ウェブカメラカバーが人気を集めました。しかし、Appleは2020年以降、こうしたカバーは必要ないばかりか、MacBookのディスプレイを損傷させる可能性があると警告しています。

『Security Bite』では、ウェブカメラカバーがプライバシー保護にほとんど寄与しない理由を具体的に解説。True ToneのようなMacの重要な機能が正常に動作しなくなる恐れがあることや、実際に盗撮から保護する効果よりも画面を傷つけるリスクの方がはるかに高いと指摘しています。安易な対策が新たな問題を引き起こす可能性があり、冷静な判断が求められています。