Apple歴代の迷作たち
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FromMacworld
Apple、230ドルの新アクセサリー「iPhone Pocket」を発表──過去の物議を醸した周辺機器を振り返る
AppleはMac、iPhone、iPad、Apple Watchといった象徴的なデバイスで知られる一方で、USBケーブルからケース、Apple Watchバンドに至るまで、幅広いアクセサリーも展開しています。このほど、同社は新たなアクセサリー「iPhone Pocket」を発表しました。
Issey Miyakeとのコラボ「iPhone Pocket」
Issey Miyakeとのコラボレーションで誕生した「iPhone Pocket」は、iPhoneを「美しく身につけ、持ち運ぶ」ための小さな布製スリーブで、伸縮性のあるストラップが特徴です。その価格は1つ230ドルに達し、早くも話題を呼んでいます。
Appleが発表するアクセサリーには、これまでもそのユニークな発想や価格設定でたびたび物議を醸してきたものが少なくありません。以下に、その代表例を紹介します。
iPod Socks (2004年)
2004年にスティーブ・ジョブズ氏が「革命的な新製品」として発表した「iPod Socks」は、カラフルなiPod用のソックスでした。6枚セットで29ドルと手頃ながら、iPodを傷から守る目的で開発されたものの、使用時にはソックスから取り出す手間がかかり、使い勝手には賛否がありました。
U2 iPod (2004年)
iPod Socksと同じ年に発表されたのが、人気バンドU2とのコラボレーションによる「U2 Special Edition iPod」です。黒いボディに赤いクリックホイール、背面にはメンバーのサインが刻印され、限定ポスターやU2のデジタルボックスセットの割引クーポンも付属。現在はコレクターズアイテムとなっています。
iPod Hi-Fi (2006年)
「ホームステレオを再発明する」と銘打たれた「iPod Hi-Fi」は、iPod専用のホームスピーカーでした。349ドルという高価な価格設定に加え、音質の評価が芳しくなく、また有線接続のみという制約もあり、発売からわずか1年で生産終了となりました。
iPad Keyboard Dock (2010年)
初代iPadと共に登場した「iPad Keyboard Dock」は、フルサイズのキーボードが一体となったドックです。69ドルで販売されましたが、iPadを縦向きにしか固定できず、調整もできないなど、その使い勝手の悪さから、こちらも1年で姿を消しました。
Mac Pro Wheels Kit & Pro Display Stand (2019年)
2019年のMac ProとPro Display XDRの発表時には、その周辺機器が大きな注目を集めました。Mac Pro用の「Wheels Kit」は699ドル、Pro Display XDR用の「Pro Stand」は999ドルという価格設定で、特にスタンドがモニター本体と別売りだったことが、世界中で大きな話題となりました。
Apple Polishing Cloth (2021年)
2021年に静かに発売された「Apple Polishing Cloth」は、Apple製品のディスプレイを拭くためのクロスです。価格は19ドルと、一般的なマイクロファイバークロスに比べ高額でしたが、発売後すぐに完売し、数ヶ月待ちとなる人気ぶりを見せました。その価格設定はミーム化しましたが、同時にAppleのブランド力を象徴する製品となりました。
iPhone Crossbody Strap (近年)
近年登場した「iPhone Crossbody Strap」も、意見が分かれたアクセサリーの一つです。Apple製iPhoneケースに取り付けて、iPhoneをショルダーバッグのように持ち運ぶためのストラップで、59ドルとこちらも高価ですが、ケースは別売りです。
Appleの挑戦は続く
このように、Appleは常に新しいアクセサリーの可能性を模索しており、中には市場の反応が芳しくないものや、その価格設定が物議を醸すものもあります。しかし、どんなシンプルな製品でも「プレミアム」な価値を付与するAppleの能力は健在です。新たな「iPhone Pocket」がヒットするか、あるいは過去の製品のように静かに姿を消すかはまだ分かりませんが、Appleの挑戦は今後も続いていくでしょう。
2025-11-17
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