イケア、新スマートホーム製品群を発表 マター規格へ全面移行で互換性向上

イケアはこのほど、スマートホーム製品の新たなラインナップを発表しました。これは、新世代のスマートホーム規格「Matter」に全面的に移行することで、セットアップの簡素化とデバイス間の互換性拡大を目指すものです。

今回発表されたのは、新製品と既存製品のアップデートを含む計21製品。同社は、これによりスマートホーム技術が「手頃で親しみやすい」ものになることを期待しています。

特に注目されるのは、Matter規格への“オールイン”です。この方針転換により、イケアの製品はApple Homeをはじめとする多様なプラットフォームとの互換性が大幅に向上し、よりスムーズな連携が可能となります。従来のZigbee製品からMatterへと舵を切ることで、イケアはスマートホーム市場における存在感をさらに高める方針です。