Apple、ロボット事業で新たな主軸に躍進か – 年間1300億ドル規模の収益予測

アナリストの予測によると、Appleが間もなく立ち上げるロボット事業「Apple Robotics」は、2040年までに年間約1300億ドル（約20兆円）もの収益を上げる可能性があるとされています。これは同社のApp Storeに匹敵する規模であり、MacとiPadの売上合計を大幅に上回る見込みです。Appleにとって、ロボット技術が次の巨大な市場となる可能性が指摘されています。

米証券大手モルガン・スタンレーのアナリストは、Appleの次の主要事業分野は、スマートフォンやヘッドセットの枠を超え、ロボット技術へと拡大すると見ています。この新たなプラットフォームは、2040年までに同社の株価の最大4分の1を占める可能性があり、中核製品に匹敵する収益を生み出すと予測されています。

報告書は、「Apple Intelligence」に続く次のプラットフォームとして「Apple Robotics」を位置づけており、2027年には最初の製品が登場すると予想されています。この初期製品は、日常のタスクをサポートしながらユーザーを追跡・移動する、電動式の卓上ハブとなる見込みです。