Anker、MacBook Proも急速充電可能な大容量モバイルバッテリー「26K Power Bank (300W)」を発表

Ankerは、最大300Wの出力に対応し、ノートPCも急速充電できる高容量モバイルバッテリー「Anker 26K Power Bank (300W)」を発売しました。スリムなデザインながら、2台の16インチMacBook Proを同時に急速充電できる性能と、航空機内持ち込みが可能な携帯性を両立しています。

 # 高出力と大容量を両立、MacBook Proユーザーに最適

本製品の最大の特長は、その圧倒的な充電性能にあります。99.75Wh（26,250mAh）の大容量バッテリーを搭載し、140W出力対応のUSB-Cポートを2つ備えることで、最大300Wの合計出力を実現。これにより、16インチMacBook Proを2台同時に急速充電することが可能です。

実測テストでは、14インチM2 Pro MacBook Pro（バッテリー容量69.6Wh）を1.25回フル充電でき、Ankerが公称する16インチMacBook Proへの約70%充電（30分で50%）を上回る結果を示しました。iPhone 16 Proであれば、25分未満で50%の充電が可能です。

 # 多機能と高い安全性

ポート構成は、USB-C (140W PD 3.1) x 2に加え、USB-A (22.5W) x 1の計3ポート。MacBook Proだけでなく、iPhone、AirPods、Apple Watchなど、複数のAppleデバイスを同時に充電することができます。

また、専用アプリ「Ankerアプリ」にも対応しており、リアルタイムの充電状況確認や、バッテリー寿命を最適化する機能、さらには紛失時に音で知らせる「Find Device」機能も利用できます。安全性にも配慮されており、Anker独自のActiveShield 4.0技術により、バッテリー温度を毎秒120回監視し、安全な充電を確保します。

 # スリムなデザインと優れた携帯性

本体サイズは16 x 6.4 x 3.8cm、重さは599gと、同等クラスのモバイルバッテリーと比較してもスリムで軽量な設計です。ポケットに入れるには大きいものの、バックパックに入れて持ち運ぶには最適。バッテリー容量が99.75Whであるため、TSAやCAA、EASAなどの航空機内持ち込み制限にも対応しており、旅行や出張での活用も期待されます。

充電ケーブルは内蔵されていませんが、別売りの「Anker 100W Charging Base」を利用すれば、ワイヤレスでの充電も可能となり、利便性が向上します。

 # 価格とまとめ

「Anker 26K Power Bank (300W)」は、169.99ドル（約2万6千円）で販売されています。高容量、高出力、携帯性、そして安全性を兼ね備えた本製品は、複数のAppleデバイスを持ち運び、どこでも充電したいユーザーにとって強力な選択肢となるでしょう。