Apple、実験的ブラウザ「Safari Technology Preview 231」をリリース

Appleは本日、実験的なブラウザ「Safari Technology Preview」の最新アップデート、バージョン231をリリースしました。2016年3月に初めて登場したこのブラウザは、将来のSafariブラウザに導入される新機能を、ユーザーが事前にテストできるよう設計されています。

今回のアップデート「Safari Technology Preview 231」には、CSS、JavaScript、メディア、レンダリング、Web API、Webインスペクタ、WebDriverなど、広範な領域における修正と更新が含まれており、パフォーマンスと安定性の向上が図られています。

現在、この「Safari Technology Preview」の最新版は、macOS SequoiaおよびmacOS Tahoeという最新のmacOSを搭載したマシンに対応しています。すでにAppleのウェブサイトからブラウザをダウンロード済みのユーザーは、システム環境設定またはシステム設定内のソフトウェアアップデート機能を通じて、最新版へアップデートできます。

Appleは「Safari Technology Preview」を通じて、ブラウザ開発プロセスにおける開発者や一般ユーザーからのフィードバックを収集することを目指しています。このブラウザは既存のSafariと並行して実行可能で、開発者向けに作られているものの、ダウンロードや使用に特別な開発者アカウントは不要です。