Apple、macOS Tahoe 26.1のRC版をリリース 来週にも一般公開か

Appleは本日、開発者およびパブリックベータテスター向けにmacOS Tahoe 26.1のリリース候補版（RC）を提供しました。これにより、同アップデートが来週中にも一般公開される可能性が高いとみられています。

今回のリリース候補版には、アップデートに含まれる新機能の詳細が明記されており、その全容が明らかになりました。

主な新機能としては、AirPlay経由でのApple Music AutoMixのサポート、接続状況が悪い環境下でのFaceTimeオーディオ品質の向上、そしてユーザーインターフェース「Liquid Glass」に新たな表示オプションが追加されます。

具体的には、以下の機能と改善が含まれています。

*

 Liquid Glass設定の拡張

: デフォルトのクリアな見た目に加え、アプリやロック画面の通知において素材の不透明度を増す「色付き」のデザインを選択できるようになります。
*

 Apple Music AutoMixのAirPlayサポート

: AirPlayを利用して、Apple MusicのAutoMix機能が利用可能になります。
*

 FaceTimeオーディオ品質の改善

: 低帯域幅のネットワーク環境下でも、FaceTimeのオーディオ品質が向上します。
*

 コミュニケーション安全機能の強化

: 13歳から17歳までの既存の子ども向けアカウントに対し、コミュニケーション安全機能と成人向けウェブサイトを制限するウェブコンテンツフィルターがデフォルトで有効化されます（対象年齢は国や地域によって異なります）。

Appleは通常、リリース候補版を約1週間テストしてから一般公開に至ります。macOS Tahoe 26.1は、iOS 26.1、iPadOS 26.1、tvOS 26.1、watchOS 26.1といった他の主要OSとともに、来週の月曜日か火曜日にもリリースされる可能性があると予測されています。

なお、一部の機能は利用できる地域やAppleデバイスが限られる場合があります。また、ソフトウェアアップデートは、デバイスのパフォーマンスやバッテリー寿命に影響を与える可能性もあるため、注意が必要です。