Appleは、今月後半に一般公開が予定されているiOS 26.1の最新ベータ版となる「ベータ4」をリリースしました。
このベータ4では、複数の重要な新機能が追加されており、ユーザーエクスペリエンスの向上が期待されます。

主な新機能は以下の通りです。

 # 1. 「Liquid Glass」の透明度設定

「設定」アプリの「画面表示と明るさ」に、新たに「Liquid Glass」の表示をカスタマイズできるトグルが加わりました。
これにより、背景がより透過される標準の「クリア」設定と、不透明度を高めてコントラストを強める「着色」設定を切り替えることが可能になります。

 # 2. ロック画面からのカメラ起動無効化オプション

「設定」アプリの「カメラ」セクションに、「ロック画面からカメラをスワイプして開く」という新オプションが追加されました。
この機能をオフにすることで、ロック画面を左にスワイプしてカメラを起動する操作を無効にできます。
これまでiPhoneでは、ロック画面からのカメラ起動が容易でしたが、意図しない写真撮影やプライバシー上の懸念を解消できるようになります。

 # 3. 電話アプリの触覚フィードバック設定

電話アプリ内で、通話の接続時や切断時に発生するハプティックフィードバック（振動）をオフにできるトグルが追加されました。

 # 4. Apple Intelligence設定の表示変更

「設定」アプリ内の「Apple Intelligence」セクションのデザインが変更され、表示が左揃えになりました。
また、「ベータ」というラベルが削除されましたが、これが一部機能の正式なベータ版終了を意味するのか、あるいは単なる変更なのかは現時点では不明です。
macOS Tahoe 26.1ベータ4では引き続き「ベータ」ラベルが残されています。

iOS 26.1の正式リリースに向け、Appleは引き続き最終調整を行っている模様です。