Apple Vision Pro連携アプリ、iPadにも対応へ iPadOS 26.1で空間コンテンツを直接管理可能に

Appleは、複合現実ヘッドセット「Vision Pro」のコンパニオンアプリをiPadにも提供すると発表しました。これはiPadOS 26.1のリリースと同時に行われる予定で、iPadユーザーはVision Pro向けの空間コンテンツをデバイスから直接管理・探索できるようになります。

この機能拡張は、M5チップを搭載した新型Vision Proのプレスリリースの中で明らかにされました。同アプリは、ヘッドセットを装着することなく、アプリやゲーム、メディア体験を閲覧・ダウンロードできる利便性を提供します。

アプリには、厳選されたコンテンツを紹介する「Discover」ページが搭載されており、没入型ビデオ、3D映画、その他の空間アプリなど、「新しくて注目すべき体験」がハイライトされます。また、「My Vision Pro」ページでは、デバイス固有の情報やツール、さらにゲスト管理機能も利用可能です。

Vision Proアプリは、今年初めにiOS 18.4でiPhone向けに導入されており、iPhoneユーザーには4月のアップデート後に自動インストールされていました。今回のiPadOS 26.1のリリースにより、同様の連携がiPadにも拡大されます。

iPadOS 26.1は、今月末か11月上旬にリリースされる見込みです。