Apple Music、10周年を記念し最新鋭の専用スタジオを新設

Apple Musicがサービス開始10周年を迎え、専用に設計された最新鋭のスタジオを新たに建設したことが明らかになった。大小の録音スペースやAppleブランドの機材が揃う内部は、一部の著名人を除き非公開だが、音楽業界関係者の間で大きな話題となっている。

この新スタジオは、本格的な音楽制作のために目的別に作られた施設だ。
Apple Storeからそのまま持ってきたかのようなデスクや、Appleブランドのマイクなど、細部に至るまでAppleの美学が貫かれている。コントロールルームも完備されており、プロフェッショナルな制作環境を提供している。

Apple Musicはこれまでにも、フランスでの40周年記念としてパリにスタジオを開設した経緯がある。しかし、今回はApple Music自体が迎える10周年という大きな節目に際し、ビルディング全体が新しいスタジオとして建設された、まさに「総力戦」とも言えるプロジェクトだ。

通常、Zane Lowe氏のような著名なDJや、ケイト・ブッシュ氏のような世界的なミュージシャンでなければ、このスタジオの内部を見ることはできない。しかし、テクノロジーメディア「Macworld」が特別に内部を取材し、その貴重な写真が公開された。音楽制作やポッドキャストに関心のある人々にとって、その写真は大いに想像力をかき立てるものとなっている。