Epic Games、Appleの「妨害工作」を非難 EU規制で露呈と主張

ゲーム開発大手のEpic Gamesは、米Appleが第三者製アプリストアのインストールを意図的に複雑にし、ユーザーの利用を妨げていると非難する声明を発表しました。同社は、AppleがEUのデジタル市場法（DMA）に対応して行った変更が、これまでの「デザイン上のトリック」を露呈させたと主張しています。

Epic Gamesは長年AppleのApp Store政策を批判しており、Googleに対しても同様の圧力をかけています。

今回、同社はブログ投稿で、「第三者製アプリストアのインストールには、App Storeからアプリをインストールするよりも、もう1段階余分な手間がかかる」と指摘。さらに「Appleがこれまでに実施した変更の結果、Epic Games Storeのインストールを試みる際のプレイヤー離脱率が、驚くべきことに60%減少した」と述べました。

この数値は、Appleが意図的にユーザーを遠ざけようとしていた証拠であるとEpic Gamesは主張。同社は引き続き、世論に訴えかける形でAppleへの圧力を強めていく構えです。