Apple、iPhoneを決済端末にする「Tap to Pay」を欧州5カ国で拡大展開

Appleは、iPhoneを決済端末として活用できる「Tap to Pay on iPhone」の提供地域を、新たに欧州の5カ国で拡大したと発表しました。

この機能は、事業者や店舗が別途カードリーダーを用意することなく、自身のiPhoneだけで非接触決済を受け付けられるようになるものです。クレジットカードやデビットカード、スマートフォン決済などにiPhoneをかざすだけで支払いが完了します。

特に中小企業にとって、新たな機器の導入なしに手軽に決済システムを構築できるため、利便性の向上とコスト削減が期待されます。

「Tap to Pay on iPhone」は2022年5月に米国で初めて導入されて以来、順次対応地域を広げており、今後もさらに多くの国での展開が見込まれています。