新型iPhone Air、薄型化を覆す驚異の耐久性か？ 過酷なテストで頑丈さ示す

Appleが発表した極薄新型スマートフォン「iPhone Air」の耐久性が、発売前から大きな注目を集めています。過去の「Bendgate」騒動が記憶に新しい中、わずか5.6mmという薄型ボディの頑丈さに対し、当初は懸念の声も聞かれました。

しかし、デバイスの発売を目前に控えた初期レビューでは、その予想を裏切る耐久性の高さが明らかになっています。

特に注目を集めているのが、TikTokerのMarcus Cupello氏が公開した一連の過酷な耐久テスト動画です。Cupello氏はまず、iPhone Airを素手で曲げようと試み、次に家具の縁を利用してレバレッジをかける、さらにはハンマーで叩くといった過酷な手段に訴えました。

動画では、本体がわずかにたわみ、不穏な軋み音が聞こえる場面もあったものの、目立った変形や永続的な損傷には至りませんでした。

別のテストでは、ハサミ、ドライバー、水、さらには強力なバーナーまで持ち出され、iPhone Airはさらなる試練にさらされました。一連のテストを終えたCupello氏は「iPhone Airは実際に曲げるのが非常に難しい」「傷にも強く、驚いた」「AppleはiPhone Airを本当に頑丈に作ったようだ」と、その耐久性に舌を巻いています。

最終的に、何らかの形で破損したことを示唆する場面はあるものの、そこに至るまでの驚異的な持ちこたえは多くの視聴者を驚かせました。

Apple自身も一部のジャーナリスト向けに、iPhone Airが130ポンド（約59kg）以上の力に耐える曲げテストを実演しており、Wired誌の記者も同様に「まったくたわまなかった」と報告しています。

これらの結果から、新型iPhone Airは、その革新的な薄型デザインにもかかわらず、極めて高い耐久性を兼ね備えている可能性が高いと見られています。