アップルは2025年9月9日、クパチーノで開催された「Awe Dropping」イベントで、史上最薄となる新型スマートフォン「iPhone Air」を発表しました。

厚さわずか5.6ミリという極薄設計で、同社史上最もスリムなモデルとなります。価格は999ドルです。

発売前から同社によって「曲げ」「投げ」といった厳格な耐久テストが繰り返されており、幹部らはその堅牢性に自信を見せ、取材陣に端末を投げ渡してアピールする一幕もありました。

しかし、この極薄デザインは、2014年に発売されたiPhone 6 Plusを想起させます。当時、その大型ボディがたわみやすいと指摘され、「ベンドゲート」という言葉まで生まれました。iPhone Airがこの過去の問題を乗り越えられるか、注目が集まります。