# iPhone 17 Air発表を控え、レトロな「Pop Phone」が再注目
かつての受話器スタイルでスマートフォン通話に新たな風を
Appleが「iPhone 17 Air」の発表を間近に控え、ユーザーの関心が高まる中、既存のスマートフォン体験に新たな魅力を加えるユニークなオーディオアクセサリーが注目を集めています。パリを拠点とするNative Union社は、かつての据え置き電話の受話器を模したレトロなデザインの「Pop Phone」を再リリースしました。
この「Pop Phone」は、スマートフォンと連携して使うオーディオアクセサリーで、USB-Cポートを介してiPhone、iPad、Macに接続可能です。高品質なマイクとスピーカーを搭載し、FaceTimeやMicrosoft Teams、Zoomといったオンライン通話を、どこか懐かしいアナログな感覚で楽しむことができます。
現代のスマートフォンとは一線を画す、レトロでキッチュな魅力が特徴で、8色のカラーバリエーションが用意されています。価格は40ドル（約6,000円）または40ポンド（約8,000円）で、現在、公式サイトなどで注文を受け付けています。
実はこの「Pop Phone」、今から15年前、まだiPhoneにオーディオジャックが搭載されていた時代にも一度リリースされており、今回が待望のカムバックとなります。初代には金色のようなより奇抜なカラーも存在しましたが、現行モデルは幅広いスタイルに合わせやすいラインナップとなっています。
Pop Phoneを使用する実用的なメリットとして、スマートフォンの画面に顔の皮脂が付着する不快感を解消できる点が挙げられます。また、現代では失われつつある「受話器を強く叩きつける」という動作が可能になることで、通話相手に怒りや不満を表現する、心理的なデトックス効果も期待できるかもしれません。特に、詐欺電話などに対しては効果的だと、ジョーク交じりに語られています。
