Apple Watch SE 3、まもなく登場か – 刷新されたデザインと性能に注目

Appleが9月に開催する「Awe Dropping」イベントで、新型iPhoneとともに待望のApple Watch SE（第3世代）が発表される見込みです。手頃な価格で人気の同モデルは、大幅なアップデートが期待されています。

 デザインとディスプレイ：Series 7ベースへ

新型Apple Watch SEは、ディスプレイサイズが1.6インチと1.8インチに大型化し、Apple Watch Series 7のデザインに移行する可能性が高いと報じられています。これにより、現行の40mmと44mmから、41mmと45mmのケースサイズへと刷新される見込みです。Series 7で導入されたスリムな筐体と狭いベゼルが特徴となり、よりモダンな外観になると予想されます。

 S11チップ搭載で性能大幅向上

内部には、Apple Watch Series 11およびApple Watch Ultraに搭載される予定の「S11チップ」が採用されるとみられます。現行のS8チップと比較して処理性能が大幅に向上し、動作の迅速化と応答性の改善が期待されます。S11チップの搭載により、デバイス上でのSiri処理、ダブルタップジェスチャー、そしてストレージ容量の増加といった新機能も実現する可能性があります。

 健康機能とプラスチック筐体の噂

健康機能については、フラッグシップモデルにあるECGアプリや血中酸素飽和度モニタリング機能は引き続き非搭載のままとなる可能性が高いです。しかし、心拍数、睡眠トラッキング、呼吸数トラッキングなどの基本的な機能は維持され、既存のハードウェアを活用した睡眠時無呼吸症候群検出機能が追加される可能性も指摘されています。また、心拍センサーが第2世代から第3世代（Series 7世代）にアップグレードされることも期待されます。

かつてはカラフルなプラスチック筐体の採用が噂されましたが、最新の情報ではこの計画は廃止された模様です。デザイン上の懸念やコスト削減の難しさから、従来通りアルミニウム筐体が維持される見込みです。

 価格と発表時期

AppleはApple Watch SEの価格を据え置く方針であるとされ、現行モデルと同様に40mmが249ドル（約3.9万円）、44mmが279ドル（約4.4万円）からとなる見込みです。子供向け市場へのアピールを考慮し、手頃な価格帯を維持するものとみられます。

新型Apple Watch SE 3は、9月9日のイベントで発表される可能性が高く、その後9月12日に予約注文が開始され、9月19日に発売されると予測されています。