Appleは本日、
iOS 18.6.2、iPadOS 18.6.2、macOS Sequoia 15.6.1
といった複数のオペレーティングシステム（OS）の緊急セキュリティアップデートをリリースしました。これらのアップデートは、
現在積極的に悪用されている
セキュリティ脆弱性に対処するためのものです。
Appleのセキュリティサポート文書によると、この脆弱性は、悪意のある画像ファイルを受信することでデバイスのメモリが破損する可能性があるというものです。Appleは、この問題が「特定の標的となった個人に対する極めて高度な攻撃で悪用された可能性がある」との報告を認識していると述べています。
この表現から、一般のiPhone、iPad、Macユーザーがこの攻撃の標的となる心配は少ないとみられます。しかしながら、セキュリティを確保するため、
速やかにアップデートを適用することが強く推奨されています
。
Appleはこの問題を「境界チェックの改善」によって修正しました。今回の脆弱性は、Appleの内部チームが発見し修正したものです。
また、最新OSのアップデートと並行して、Appleは旧バージョンのOSに対してもセキュリティ修正を提供しています。対象となるのは、
iPadOS 17.7.10、macOS 14.7.8、macOS 13.7.8
です。
