Appleは、次期iOSの最新開発者向けベータ版となる「iOS 26ベータ7」をリリースしました。
ベータサイクルは終盤に差し掛かっていますが、今回のバージョンでもいくつかの重要な変更点が明らかになっています。
# 新機能「適応型省電力モード」を導入
iOS 26では、既存の低電力モードに加え、新たに「適応型省電力モード（Adaptive Power Mode）」がiPhoneに搭載されます。このモードは、必要に応じてデバイスのパフォーマンスを調整することで、バッテリー寿命の延長を図るものです。具体的には、ディスプレイの輝度をわずかに下げたり、一部の処理に時間をかけたり、バッテリー残量が20%に達すると自動的に低電力モードをオンにしたりといった調整が行われます。
ベータ7では、この適応型省電力モードが作動するたびにプッシュ通知を受け取るかを選択できる「適応型電力通知」のオン/オフ切り替えが、設定アプリのバッテリー項目に追加されました。
なお、iOS 26自体はiPhone 11以降のモデルに対応していますが、この適応型省電力モードはiPhone 15 Pro以降のモデルでのみ利用可能です。
# 血中酸素飽和度機能の再設計も
Apple Watch向けには、血中酸素飽和度測定機能が再設計されました。この機能は、2024年1月中旬以降に米国で販売されたApple Watch Series 9、Apple Watch Series 10、およびApple Watch Ultra 2モデルで利用できます。
# その他の改善点
今回のベータ版では、スクリーンショットが暗く表示されるバグも修正されています。iOS 26の正式リリースに向けて、さらなる改善が期待されます。
