マイクロソフトは、人気の高かったスキャンアプリ「Microsoft Lens PDF Scanner」の提供を終了すると発表しました。ユーザーには同社のAIサービス「Copilot」への移行を促す方針ですが、CopilotはLensが提供していた全ての機能を網羅しているわけではないため、愛用者からは不満の声が上がる可能性があります。

「Office Lens」として登場したMicrosoft Lensは、文書やホワイトボード、レシートなどをキャプチャし、編集して検索可能なPDFファイルに変換できるモバイルアプリとして、高い評価を得ていました。

サービス終了のプロセスは段階的に進められます。まず、9月中旬から段階的な移行が開始され、10月中旬にはMicrosoft Lensの新規ダウンロードが停止される予定です。そして、2025年12月までには完全にサポートが終了します。