ワシントンD.C.のホワイトハウスで水曜日、Appleのティム・クック最高経営責任者（CEO）がドナルド・トランプ大統領に対し、Apple米国製造プログラムの発表を記念する特製の贈り物を手渡しました。

この贈り物は、中央にAppleのロゴがくり抜かれたガラス片で、クックCEOによると「コーニング社の製造ラインから直接」届けられたものです。ガラスにはクックCEOのサインが刻まれ、24カラットの金製台座に収められています。これは元米海兵隊員で現在Appleに勤務する社員によってデザインされた「世界に一つしかない一点もの」と説明されました。

クックCEOがホワイトハウスを訪れたのは、Appleのプレスリリースによると、「米国への1,000億ドルの新規投資」を発表するためでした。この新たな投資は、Appleが今年2月に今後4年間で米国に5,000億ドル（製造だけでなく米国での支出全体）を投資すると発表した計画に続くものです。

「Apple米国製造プログラム」は、ブロードコム、コーニング、コヒーレント、テキサス・インスツルメンツ、サムスンなどのパートナー企業と共に「米国での製造を加速」させることを目的としています。これらの提携により、Appleは2025年までに製品向けに190億個以上のチップを生産する見込みです。

Appleは現在、ヒューストンのサーバー工場、ノースカロライナ州のデータセンター、オースティンに建設中の第2キャンパスなど、複数の施設の建設または拡張を進めています。