ディズニーは、傘下の動画配信サービス「Hulu」の単体アプリを廃止し、2026年までに「Disney+」と統合した新たなストリーミングアプリを提供開始すると発表しました。

この新アプリは、両サービスの内容を統一プラットフォームで利用できるようにするものですが、顧客は引き続きHuluおよびDisney+の単体購読も選択できるとのことです。

ディズニーのボブ・アイガーCEOは、この統合について「ESPNの直接消費者向けサービス、NFLとの計画、そしてHuluのDisney+への統合により、最高級のブランドやフランチャイズ、一般エンターテインメント、家族向け番組、ニュース、業界をリードするスポーツコンテンツを網羅した、真に差別化されたストリーミングサービスを創出する」と説明しました。

アイガーCEOはまた、統合アプリが「顧客体験の向上」と「広告収入の新たな機会」をもたらすと主張しています。現在、Disney+とHuluの合計有料購読者数は1億8300万人に上り、前期から260万人増加しています。