Appleのティム・クック最高経営責任者（CEO）は、米国への6000億ドルに上る投資拡大を発表するにあたり、記念としてゴリラガラス製の記念品と黄金のスタンドをドナルド・トランプ大統領に贈呈しました。

これは、Appleがトランプ政権に対してティム・クックCEOが主導する「宥和策」を採っていることの一環です。寄付や個人的な会食、イベントへの参加、そして今回の巨額投資などを通じて、関税免除などの優遇措置の獲得を目指すものと見られています。

今回の発表の場では、クックCEOはカメラの視界から外れる位置に控えめに立ち、トランプ大統領が自身の成果について長々と語る時間が続きました。まずクックCEOが記念のプラークを披露しましたが、その後トランプ大統領が約10分間にわたり自らの言葉で語り続けました。クックCEOがコメントを求められたのは、その後のことでした。