Apple、macOS 26ベータ版で動く新スクリーンセーバーを追加

macOS 26の正式リリースが約1ヶ月後に迫る中、AppleはMacオペレーティングシステムの次期メジャーアップデートに向けた開発を加速させています。今週火曜日に開発者向けにリリースされた最新ベータ版「macOS 26 beta 5」では、Macユーザーにとってちょっとしたサプライズが明らかになりました。

新機能やアプリケーションではありませんが、ユーザーが日々目にする「スクリーンセーバー」に新たな選択肢が加わります。macOS 26 beta 5にアップデートすると、新しいダイナミックスクリーンセーバーが利用可能になります。

この新しいスクリーンセーバーは、今年6月のWWDCで発表されたmacOS 26のデフォルト壁紙「Tahoe」をベースにしています。様式化された芸術的な手法でサウスレイクタホの風景を描いたこの壁紙は、ライトバージョンとダークバージョンの両方が用意されており、今回、独自のライブスクリーンセーバーが追加されました。

macOS 26 beta 5では、「Tahoe」テーマを壁紙とスクリーンセーバーの両方に設定すると、Macのロック画面でこの風景がアニメーションとして表示されます。システムデフォルトの壁紙と同様に、ライト版とダーク版の両方が利用可能です。

この新スクリーンセーバーは、macOS 26で導入される他のオプション、例えば実写映像を用いた4つのレイクタホテーマなどと共に提供されます。

macOS 26は、単なるスクリーンセーバーの追加にとどまらないメジャーアップデートです。iOS 26と同様に、システム全体に透明感と光沢をもたらす新しい「Liquid Glass」インターフェースが導入されます。また、Apple Intelligenceの機能が拡張されるほか、Live Activitiesやジャーナルアプリなどの機能を通じて、MacとiPhone、iPadとの連携もさらに強化されます。

現時点では、macOS 26は開発者およびApple Beta Software Programを通じてパブリックベータアップデートを受け取っているユーザーのみが利用可能です。正式版のリリースは今秋が予定されています。