macOS Tahoe、透明感あふれる新デザイン「Liquid Glass」導入

 # ユーザーの好みに合わせて透明度調整も可能に

Appleは次期macOS「Tahoe」において、ユーザーインターフェースに新たなデザイン「Liquid Glass」を導入しました。

この「Liquid Glass」デザインは、透明な要素を多用しているのが特徴です。画面の一部が下のレイヤーにある要素を透かして表示することで、macOSに新鮮でモダンな印象をもたらします。

しかし、この新たな透明感のあるデザインが好みでない場合や、視認性に影響を与えると感じるユーザーのために、透明度を軽減する、あるいは完全にオフにする設定が用意されています。

 透明度を調整する手順は以下の通りです。

1. 「システム設定」を開きます。
2. 左側のサイドバーから「アクセシビリティ」を選択します。
3. メインウィンドウの「視覚」セクションにある「ディスプレイ」をクリックします。
4. 「透明度を下げる」設定を見つけ、スイッチをオンに切り替えます。

なお、macOS Tahoeでは、設定のスイッチが薄暗く表示されることがありますが、これは有効な設定であり、問題なく調整可能です。

この「透明度を下げる」設定自体は以前から存在していましたが、「Liquid Glass」効果が導入されたmacOS Tahoeでは、その重要性と利便性が格段に向上しています。