Appleは、米国における製造業の強化を目指し、同社初となる「Apple Manufacturing Academy」をデトロイトに開校すると発表しました。

このアカデミーは、米国の労働者向けに高度な製造技術を習得するためのプログラムを提供するもので、全米からの参加者を募る予定です。Appleが米国企業に5,000億ドルを投資するという既存のコミットメントの一環として設立され、製造業の雇用を米国に取り戻すためには、関税よりも人材育成が重要であるとの考えを示しています。

初回のプログラムは2025年8月19日から2日間で開催される予定です。

Appleの新しい最高執行責任者（COO）であるサビ・カーン氏は声明で、「来月から、全国の企業をApple Manufacturing Academyに迎えることを大変嬉しく思います」と述べました。さらに、「高度な製造業は米国のイノベーションとリーダーシップに不可欠であり、Appleは全50州のサプライヤーと協力しています」と付け加えました。