米テクノロジー大手Appleが、映画館チェーンのApple Cinemasを商標侵害で提訴したことが明らかになりました。
Apple側は、Apple Cinemasが自社の名称を意図的に利用し、便乗しようとしていると主張しています。

Apple Cinemasは2010年に設立され、2013年には最初の映画館を開業。
これまでのところ、Appleからの提訴はありませんでした。

しかし、マサチューセッツ州を拠点とする小規模チェーンだった同社が、2025年7月にAppleの本拠地に近いサンフランシスコに劇場をオープンしたことが、今回の提訴の引き金になったとみられています。

企業が商標保護のために訴訟を起こすことは珍しくありませんが、長年の運営を経ての提訴は異例と言えるでしょう。