Appleのティム・クック最高経営責任者（CEO）は本日、同社の次期OSとなるiOS 26、iPadOS 26、macOS 26のデベロッパーベータ版が、過去最も人気を集めていることを明らかにしました。

クックCEOは、最新の四半期決算に関する電話会議の中で、「当社のプラットフォームに大きな勢いが生まれているのを見るのは素晴らしいことです。iOS 26、macOS 26、そしてiPadOS 26は、これまでで群を抜いて最も人気のデベロッパーベータ版となっています」と述べました。

これらのデベロッパーベータ版は、今年6月のWWDC 2025基調講演直後に公開されました。クックCEOは具体的なインストール数には言及せず、先週公開された一般向けのパブリックベータ版についてもコメントしませんでした。

今回の人気には複数の要因が指摘されています。Appleは2年前、デベロッパーベータ版へのアクセスに必要だった年間99ドルの開発者プログラム会費を撤廃し、Apple Developerアカウントを作成すれば誰でも無料でインストールできるようになりました。これにより、開発者以外の一般ユーザーがベータ版を試す機会が大幅に増えたと考えられます。

また、Appleプラットフォーム全体で導入された新たな「Liquid Glass」デザインも、大きな視覚的変化として注目されており、多くのユーザーが正式リリースを待たずにこの新デザインを体験したいと考えた可能性も挙げられています。

なお、Appleは一般ユーザーに対しては、より安定したパブリックベータ版のリリースを待つことを推奨しています。