Appleはミシガン州立大学と提携し、8月19日と20日にミシガン州デトロイトで「Apple Manufacturing Academy（アップル・マニュファクチャリング・アカデミー）」を開催すると発表しました。

このアカデミーでは、中小企業を対象に、Appleのエンジニアとミシガン州立大学の専門家が、AI（人工知能）をはじめとする先進技術を製造プロセスに導入し、生産性を向上させる方法についてコンサルティングを提供します。セッションでは、機械学習や自動化などに焦点が当てられます。

今年後半には、バーチャル形式でのプログラム提供も予定されています。

Appleの最高執行責任者（COO）であるサビ・カーン氏は、「Appleは全米50州のサプライヤーと協力しており、高度な製造業が米国のイノベーションとリーダーシップに不可欠であると認識している」と述べました。さらに、「この新しいプログラムを通じて、より多くの企業がスマート製造を導入し、自社と米国にとって素晴らしい機会を切り開く手助けができることを大変喜ばしく思う」とコメントしています。

Appleによると、この取り組みは、同社が今後4年間で米国に5,000億ドル（約78兆円）以上を投資するという公約の一環です。参加を希望する企業は、ミシガン州立大学のウェブサイトから申し込むことができます。