アップルは本日、実験的なブラウザ「Safari Technology Preview」の
最新版となるバージョン224をリリースしました。
これは、将来のSafariブラウザに導入予定の新機能を
ユーザーが事前にテストできるよう、2016年3月に提供開始されたものです。

今回のバージョン224では、アクセシビリティ、アニメーション、CSS、フォーム、画像、レンダリング、テキスト、Web API、Webエクステンション、Webインスペクターなど、
多岐にわたる項目で修正と改善が施されています。

最新版は、今年後半にリリースが予定されている
macOS SequoiaおよびmacOS Tahoeといった最新のmacOSに対応しています。

すでにAppleのウェブサイトから「Safari Technology Preview」を
ダウンロード済みのユーザーは、システム設定（またはシステム環境設定）の
「ソフトウェア・アップデート」を通じて更新が可能です。

Appleは、本ブラウザを通じて、開発者やユーザーから
Safariの機能開発に関するフィードバックを募ることを目的としています。
既存のSafariブラウザと並行して実行でき、
開発者向けではあるものの、ダウンロードや利用に開発者アカウントは不要です。