アップルが開発を進めているとされる折りたたみスマートフォン「iPhone Fold」の画面について、新たな情報が浮上しています。

これまで同社は、長期間の使用でも折り目がつかない独自のディスプレイ技術を開発していると報じられていました。2025年2月には、その技術が大幅に進歩したとの報道もあり、期待が高まっていました。

しかし、著名アナリストのミンチー・クオ氏が自身のブログで指摘したところによると、アップルは独自の設計を持ちながらも、それを採用しない見込みだといいます。

代わりに、サムスンディスプレイ製の設計を使用する方針に転換するとされています。これは、2026年後半に予定されているiPhone Foldの発売スケジュールに間に合わせるため、量産体制の確実な確立を優先する狙いがあるとのことです。

アップルは安定した製品供給を重視し、実績のあるサプライヤーの技術を活用する選択をしたとみられています。