Apple、実験的ブラウザ「Safari Technology Preview 222」をリリース

Appleは本日、将来のSafariブラウザに搭載される機能を先行テストするための実験的ブラウザ「Safari Technology Preview」の最新アップデート、バージョン222をリリースしました。このブラウザは2016年3月に初めて導入されたものです。

今回のアップデート「Safari Technology Preview 222」には、アクセシビリティ、CSS、メディア、レンダリング、スクロール、Web APIといった幅広い分野における修正とアップデートが含まれています。

現在の「Safari Technology Preview」は、今年後半に正式リリースが予定されているmacOSの最新バージョン「macOS Sequoia」および「macOS Tahoe」を搭載したマシンに対応しています。

すでにAppleのウェブサイトから本ブラウザをダウンロードしているユーザーは、macOSの「システム設定」または「システム環境設定」内のソフトウェアアップデートを通じて、最新バージョンへの更新が可能です。

Appleは「Safari Technology Preview」を通じて、ブラウザ開発プロセスに関して開発者や一般ユーザーからのフィードバックを収集することを目指しています。本ブラウザは既存のSafariと並行して動作し、開発者向けに設計されているものの、ダウンロードや利用に開発者アカウントは必要ありません。