ソニー新型ヘッドホン「WH-1000XM6」 vs AirPods Max：徹底比較
ソニーが最新のノイズキャンセリングヘッドホン「WH-1000XM6」を発表。2020年発売以来、大きなアップデートのないAppleの「AirPods Max」と比較検証を行った。
「WH-1000XM6」は、ソニーのWH-1000Xシリーズの最新モデル。価格は450ドルと、セール時のAirPods Maxの価格に近い。
# デザイン・携帯性
XM6はイヤーカップが折りたたみ可能となり、携帯性が向上。AirPods Maxの折りたたみ不可な点と、デザイン性が酷評されている専用ケースに比べ、XM6のハードシェルで保護された磁気開閉式のケースは優れている。
AirPods Maxのアルミニウム製ボディは高級感があるものの、XM6の方が軽量で長時間の装着に適している。
# 音質・ノイズキャンセリング
音質はAirPods MaxもXM6も高水準。XM6は、Sound ConnectアプリでEQ調整が可能。アクティブノイズキャンセリング性能はほぼ同等で、AirPods Maxが若干優位か。XM6には、AirPods Maxと同様に外部音を取り込むトランスペアレンシーモードも搭載。背景ノイズを再生しながら会話できる機能も備えている。
# バッテリー・操作性
バッテリー持続時間はXM6がANCオンで最大30時間と、AirPods Maxの最大20時間を上回る。充電端子はどちらもUSB-Cを採用。AirPods MaxはUSB-Cで有線接続も可能だが、XM6は3.5mmオーディオケーブルが必要。
XM6はスワイプ操作で音量調整や曲送り/戻しを行う。AirPods Maxにはない物理オフボタンを搭載。
# エコシステム
AirPods MaxはApple製品との連携に優れ、デバイス間の高速切り替えが可能。頻繁にデバイスを切り替えるユーザーや、AirPods Maxの重量を気にしないユーザーにはAirPods Maxがおすすめ。そうでない場合は、快適な装着感のXM6が適している。
