アップル、visionOS 2.4、tvOS 18.4、watchOS 11.4の第4ベータ版を開発者向けに公開

アップルは本日、開発者向けに、次期visionOS 2.4、tvOS 18.4、watchOS 11.4の第4ベータ版をテスト目的で提供開始しました。
これは、第3ベータ版の公開から1週間後のリリースとなります。

これらのベータ版は、登録済みの開発者が各デバイスの設定アプリからダウンロードできます。

今回公開された3つのソフトウェアベータ版の中で最も注目されるのは、visionOS 2.4のアップデートです。
このアップデートにより、Vision Proに初めてApple Intelligenceが導入されます。
visionOSで利用できるApple Intelligenceの機能には、Writing Tools、Genmoji、Memory Movie、Image Playground、Priority Notifications、そしてChatGPTとの統合が含まれます。

また、このアップデートには、空間ビデオ、写真、パノラマをアーティスト、映画監督、写真家が厳選した「Spatial Gallery」アプリが新たに搭載されます。
さらに、Vision Proの管理をiPhoneで行えるアプリも提供され、アプリの検索とダウンロード、ウォッチリストへのコンテンツ追加などが可能になります。

visionOS 2.4とiOS 18.4の組み合わせにより、iPhoneを使ってVision Proのゲストモードを設定できるようになり、他人にヘッドセットを試してもらうのが格段に容易になります。
ゲストがVision Proを装着すると、iPhoneにプロンプトが表示され、Vision Proの所有者はゲストが使用できるアプリを選択したり、AirPlayを通じてゲストの操作内容を確認したりできます。

アップルは、visionOS 2.4、tvOS 18.4、watchOS 11.4を4月上旬に正式リリースする予定です。

(本記事はMacRumors.comに掲載された「Apple Seeds Fourth Betas of visionOS 2.4, tvOS 18.4, and watchOS 11.4」を翻訳したものです。)