Apple、リサイクル業者に対する2300万ドルの訴訟を取り下げ

Appleは、リサイクル業者Geep Canadaに対する2300万ドル（約34億円）の訴訟を、5年の歳月を経て取り下げました。

訴訟は、Geep CanadaがiPhone、iPad、Apple Watch約10万台を不正に持ち出したとされる件に関するものでした。

2020年10月に公になった訴訟は、Appleが2020年1月にGeep Canadaを提訴したことに遡ります。

Appleは2014年からGeep Canadaにデバイスのリサイクルを委託していましたが、2017年の監査で、Geep Canadaが約10万台のデバイスを適切に破壊していなかったことが判明したと主張していました。

Appleの監査担当者がGeep Canadaの施設を訪問した際、セキュリティカメラのない場所にApple Watchが保管されているのを発見したことが、不正発覚のきっかけになったと報じられています。

訴訟の解決方法に関する詳細な説明は明らかにされていません。