アナリストのジェフ・プー氏によると、Apple初の折りたたみ式デバイス2機種が、Foxconnにおいて量産試作段階（NPI）に入った。

プー氏の調査ノートによれば、これらの折りたたみ式デバイスの量産開始は2026年後半に予定されており、試作段階は今年4月に始まる見込みである。

具体的なデバイスの詳細には触れていないものの、プー氏は8インチのインナーディスプレイを持つ折りたたみ式iPhoneと、19インチのディスプレイを持つ折りたたみ式iPadを指している可能性が高い。

プー氏は、AppleがパーソナライズされたSiri機能の導入を来年まで延期した影響で、2025年のiPhone出荷台数は伸び悩むと予測している。しかし、2026年には折りたたみ式デバイスの発売が、Foxconnの業績を押し上げると期待している。

折りたたみ式iPhoneとiPadに関する噂は何年も前から存在しているが、大きな遅延がなければ、いよいよ発売に近づいているようだ。量産開始時期によっては、2026年後半から2027年にかけての発売となる可能性がある。