Appleは本日、macOS Tahoe 26.2のリリース候補版を開発者および一般ベータテスター向けに提供開始しました。これは、3回目のベータ版の公開から2週間後に続くもので、ソフトウェアに重大なバグが見つからなければ、このバージョンが一般向け最終版となります。

テスターは、「システム設定」アプリを開き、「一般」カテゴリから「ソフトウェアアップデート」を選択することで、macOS Tahoe 26.2をダウンロードできます。ベータアップデートの有効化が必要です。

 ビデオ通話に新機能「Edge Light」追加

macOS Tahoe 26.2の最大の目玉は、ビデオ通話用の新機能「Edge Light」です。この機能は、Macのディスプレイの縁にソフトな光の境界線を追加し、暗い部屋でもユーザーの顔を明るく照らすことで、物理的なリングライトのような効果を模倣します。

Edge Lightは、Neural Engineを利用して顔の位置を最適に調整し、ビデオフレーム内で顔が適切に照らされるようにします。光の色は暖色から寒色まで調整可能で、明るさは周囲の照明に合わせて変化します。この機能は、FaceTimeやWebexなどのビデオ会議アプリで利用でき、背景、ポートレートモード、声を分離といった既存のオプションと併用できます。Appleシリコンを搭載したMacに対応しています。

 その他のアプリも機能強化

Edge Lightの他にも、複数のアプリで機能改善が施されています。リマインダーアプリには、期日時にアラームを鳴らすオプションが追加されました。ニュースアプリはデザインの更新を受け、ポッドキャストアプリにも新機能が加わっています。