Spotify、他社からのプレイリスト移行機能を導入

音楽ストリーミングサービスSpotifyは、モバイルアプリ向けに新たなプレイリスト転送機能を展開しています。これにより、ユーザーはApple MusicやAmazon Musicといった他の主要なサービスから、第三者ツールなしで直接プレイリストをインポートできるようになります。

この新機能は「TuneMyMusic」を基盤としており、SoundCloud、TIDAL、Pandora、Deezerを含む幅広い主要サービスに対応。Spotifyは「今後数日のうちに」全ユーザーへの提供が完了する見込みだと述べています。

利用するには、Spotifyアプリの「Your Library」セクションを開き、リストの一番下にある「Import your music」をタップして指示に従うだけです。サービス間でカタログに一部違いがある場合、まれに楽曲が欠落することもありますが、大半のユーザーは数回のタップで簡単に移行を完了できます。

今回の機能導入は、これまで手動での再構築や外部アプリの利用が必要だったプレイリスト移行の大きな障壁をなくし、ユーザーがプラットフォームを切り替える際の負担を大幅に軽減します。なお、同様のプレイリスト転送ツールは、Apple Musicも昨年9月に提供を開始しています。