Apple初の折りたたみiPhone、2026年秋登場か　3つの画期的な特徴に注目

Appleが開発中とされる初の折りたたみiPhoneが、2026年秋に「iPhone 18 Pro」モデルと並行して登場する見込みです。このブック型折りたたみスマートフォンには、競合製品を凌駕する3つの画期的な機能が搭載されると報じられています。

 # 業界初の高解像度ディスプレイ下カメラ

内側ディスプレイには、業界初となる24メガピクセルのディスプレイ下カメラが搭載される見通しです。これは、現行のAndroid製折りたたみスマートフォンが通常採用している4〜8メガピクセルのディスプレイ下カメラを大幅に上回る性能。この高画質は、Appleが光透過率と画像鮮明度において他社が達成できなかったブレークスルーを成し遂げたことを示唆しています。

 # 「折り目問題」を解消し、初の折り目なしを実現か

多くの折りたたみスマートフォンを悩ませてきた「ディスプレイの折り目問題」についても、Appleは解決の糸口を見つけたようです。ヒンジとディスプレイの集中的な開発により折り目を最小限に抑え、市場で初めて「折り目のない折りたたみスマートフォン」として登場する可能性が指摘されています。

 # iPhone史上最大級のバッテリーを搭載へ

バッテリー面では、高密度バッテリーセルが採用され、5,400〜5,800mAhの容量がテスト中とされています。最終的な容量は5,000mAhを確実に超えるとの見方もあり、「iPhone 17 Pro Max」の5,088mAhをも凌駕し、iPhone史上最大のバッテリーを搭載するかもしれません。参考までに、Samsung Galaxy Z Fold 7は4,400mAh、Google Pixel Foldは4,821mAh、Honor Magic V5は5,820mAh、そしてvivo X Fold 5はクラス最大の6,000mAhを誇ります。

 # その他の主要スペックと高価格帯

展開時のメインディスプレイは7.8インチ、カバーディスプレイは5.5インチになると複数の情報源が伝えています。生体認証はFace IDではなくTouch IDを採用する見込みです。カメラは合計4基で、前面パンチホールカメラ、前述のディスプレイ下内側カメラ、そしてデュアルレンズ構成の48メガピクセル背面カメラシステムを備えるようです。

価格は米国で2,000ドルから2,500ドル（約31万円から39万円）になると予想されており、史上最も高価なiPhoneとなる可能性があります。デバイスの名称は「iPhone Fold」になると広く見られています。