2026年版iPad Air、M4チップ搭載で登場か – 内部刷新と性能向上に焦点

2026年に複数のiPadモデルが刷新される中、iPad Airの新モデルが同年3月から4月頃に発表される見通しです。外観デザインに大きな変更はないものの、主に内部の性能向上が図られると報じられています。

 M4チップ搭載で処理能力向上へ

次期iPad Airには、最新のM4チップが搭載される見込みです。これは、iPad Proに採用されるM5チップより一世代遅れる形ですが、現行のM3チップと比較して、CPU性能は最大30%、GPU性能は最大21%向上すると予測されています。システム負荷の高いゲームや動画編集といったタスクで、よりスムーズな体験が期待されます。また、Apple Intelligenceへの対応は引き続きサポートされます。

 ネットワーク性能と充電機能の強化

通信機能においては、iPhone 17で初採用されたApple設計のN1ネットワークチップが搭載される可能性があります。これにより、最新のWi-Fi 7およびBluetooth 6に対応し、より高速で効率的なワイヤレス接続が実現するとみられます。
セルラーモデルには、自社製C1Xモデムチップが採用される見込みで、電力効率の向上とともに、Qualcommチップと同等の性能を提供するとされています（5G接続はsub-6GHz帯に限定）。
さらに、iPad Proで導入された高速充電機能が、iPad Airにも搭載される可能性が指摘されています。

 デザインとディスプレイは現状維持

外観デザインについては、大きな変更はないとされており、現行モデルと同じ11インチと13インチのサイズオプションが維持される見込みです。
ディスプレイ技術も、iPad Proとの差別化のため、OLEDやProMotionテクノロジーは導入されず、引き続き標準LEDが採用されるとされています。USB-Cポート、Touch ID搭載のトップボタン、フロント・リアカメラの仕様も現行通りとなる模様です。新色の追加はあり得るものの、新しいアクセサリーに関する噂は出ていません。

 価格は据え置きか

現時点では価格の引き上げに関する情報はなく、11インチモデルは599ドルから、13インチモデルは799ドルからという現行モデルの価格が据え置かれる見込みです。