Appleは、M5チップとデュアルニットバンドを搭載したVision Proの韓国および台湾での予約受付を開始しました。両国では11月28日（金）に発売されます。

新型Vision ProはM5チップを搭載し、10コアCPU、ニューラルアクセラレーター付き10コアGPU、16コアNeural Engineを備えています。RAMは16GBを維持しつつ、ビデオ再生時のバッテリー駆動時間は従来の2.5時間から約3時間へと延長されました。

ディスプレイは表示ピクセル数が10%増加し、120Hzのリフレッシュレートに対応。これにより、より鮮明な映像と残像の低減を実現します。M5チップはハードウェアアクセラレーションによるレイトレーシングやメッシュシェーディングも追加し、AI性能は最大50%高速化されています。

新採用のデュアルニットバンドは、頭頂部用と後頭部用の2つのストラップを一体化。後頭部ストラップにはバランスと快適性を高めるタングステン製カウンターウェイトが内蔵されており、フィットダイヤルで簡単に調整可能です。

韓国では、M5チップとデュアルニットバンドを搭載したApple Vision Proが4,990,000ウォンから販売され、256GB、512GB、1TBのストレージ容量が選択できます。デュアルニットバンド単体は149,000ウォンです。

台湾では、ヘッドセット本体とバンドがNT$119,900から。デュアルニットバンド単体はNT$3,490で提供されます。

M5チップ搭載のVision Proは、すでに10月15日から、日本を含む多くの国々で先行発売されています。