Mac mini、発売から1年でユーザーのPC観を刷新：コンパクト機がもたらす「真の価値」とは

昨年発売されたMac miniは、そのコンパクトなデザインと手頃な価格から、当初は過度な期待を抱かれなかったものの、1年間の使用を経て、ユーザーのパソコンに対する考え方を根本から変えるほどの評価を得ています。

アルミニウム製の5インチ四方、高さ2インチというコンパクトな筐体に底面ファンを搭載した新デザインは、前モデルからの確かな進化を遂げていました。

当初は599ドル（現在Amazonでは499ドル）という手頃な価格設定もあり、「無難な性能のコンピューターだろう」と、日常使いには何かしらの限界があるだろうと予想されていました。

しかし、メインデスクトップとして丸1年使用した結果、その見方は完全に覆されました。このMac miniは、コンピューターに対する従来の考え方、そしてテクノロジーにおける「真の価値」とは何かという認識を根底から揺るがすものとなったのです。