Apple TV、広告付きプラン導入を否定――サービス責任者が言及

Appleのサービス部門責任者であるエディ・キュー氏は、同社のストリーミングサービス「Apple TV」において、広告付きの低価格プランを導入する計画は「現時点ではない」と明言しました。

スクリーン・インターナショナルのインタビューに応じたキュー氏は、「永遠に無いとは言わないが、計画は無い」と述べ、価格を適切に設定できる限り、広告によって視聴体験が中断されない方が消費者にとって良いとの考えを示しました。

Apple TVは2019年のサービス開始当初は月額4.99ドルでしたが、これまでに3度の値上げが行われ、現在は月額12.99ドルとなっています。

他の主要ストリーミングサービス、例えばDisney+やNetflixは、値上げと並行して広告付きの低価格プランを導入し、顧客からの人気を集めています。しかし、Apple TVは現状、こうした選択肢を提供しない方針です。

なお、Apple TVは今月初めにサービス名を「Apple TV+」から「Apple TV」へと変更しています。