MacRumors Showが最新エピソードで「AirPods Pro 3」およびAirPodsシリーズ全体の将来について取り上げました。

今年9月に発表された「AirPods Pro 3」は、洗練されたデザイン、進化したアクティブノイズキャンセリング（ANC）、音質の向上、5サイズのフォームイヤーチップ、そして心拍数モニタリング機能を特徴としています。2ヶ月間の使用レビューでは、装着感の改善とANCの性能向上が特に評価されています。

しかしながら、一部のユーザーからは「AirPods Pro 3」の静電気ノイズに関する報告も挙がっています。これはANCが作動し、かつ音声が再生されていないときに発生するようで、Appleは影響を受けたユニットの交換に対応しているとのことです。また、飛行機搭乗時に高周波の異音を訴える声もあり、圧力に関連している可能性が指摘されており、Appleが調査を進めている模様です。

将来のAirPods製品についても言及されました。来年には、赤外線カメラによるジェスチャー操作やVision Proとの連携強化を特徴とする「AirPods Pro 3」の別バージョンが登場する見込みです。これは既存モデルと並行して販売されるプレミアムモデルとなり、より高価になると予想されています。

Appleは将来のAirPodsモデル向けに次世代の「H3チップ」を開発中とされており、「AirPods 5」も現在のモデルと同様に2つのバージョンで開発が進められています。

さらに、「AirPods Max 2」も開発中で、軽量化が図られるとともに、アダプティブトランスペアレンシーやSiriコマンドといった現行モデルにはない機能が新しいチップによって追加されると見られています。量産開始は早くとも2027年以降になると報じられています。