Apple、豪州・NZでクリーンエネルギー計画発表 iPhone充電の脱炭素化を推進

Appleは、ニュージーランドおよびオーストラリアにおいて新たなクリーンエネルギープロジェクトを発表した。これは、ユーザーのiPhone充電に必要な電力をクリーンエネルギーで賄うことを目指すものだ。既にオーストラリアのビクトリア州ランカスターでは、新たな太陽光発電プロジェクトの建設が進行中である。

同社は、2025年10月に発表した中国および欧州連合でのエネルギー構想に続き、今回の取り組みを推進する。Appleの環境・政策・社会イニシアティブ担当副社長であるリサ・ジャクソン氏は、「2030年までに、iPhoneやMacの充電に必要な電力の全てをクリーン電力で賄えることをユーザーに知ってほしい」と表明。オーストラリアのクリーンな電力網への移行を支援し、自社のカーボンニュートラル目標達成に貢献していく姿勢を強調した。