Apple、iPhone 17シリーズの自己修理用部品とツールを提供開始

Appleは今週、最新モデル「iPhone 17」「iPhone Air」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」の自己修理用部品を、米国のほかカナダ、そして英国、アイルランド、フランス、イタリア、ドイツ、スペイン、オランダ、ベルギー、スウェーデン、スイスなど一部の欧州諸国で提供開始しました。これらの部品は、Appleのセルフサービスリペアストアを通じて注文可能です。

今回の提供により、ユーザーはディスプレイ、バッテリー、カメラ、筐体、スピーカー、ロジックボードなど、iPhoneの主要な構成要素の修理を自分で行うことができます。

また、Appleは修理に必要な専用ツールキットを7日間49ドル（米国での価格）でレンタルするサービスも提供しています。各モデルの修理マニュアルは、Appleのウェブサイトから入手可能です。

2022年に開始されたAppleのセルフサービスリペアプログラムは、対象となるiPhone、iPad、Mac、Studio Display、Beats Pillスピーカーに対し、純正部品、ツール、そして修理マニュアルへのアクセスを顧客に提供するものです。Appleはこのプログラムについて、「電子機器の修理に関する複雑な知識と経験を持つ個人」を対象としていると説明しています。