米通信大手T-Mobileが、顧客がAutoPay（自動支払い）割引を享受しつつクレジットカードやApple Payを利用する人気の「裏技」に対し、取り締まりを強化し始めたことが明らかになりました。

同社は2年前、Apple Payやクレジットカードでの支払いに対するAutoPay割引を廃止するという、物議を醸す決定を下していました。

その背景には、クレジットカード取引に伴う高い処理手数料を削減し、コストを抑える狙いがありました。このため、割引の適用はデビットカードや銀行口座からの直接引き落としに限定されていました。

しかし、多くの顧客はシステム上の「抜け道」を利用し、クレジットカード等で支払いつつもAutoPay割引を受け続けていたとされます。今回、T-Mobileはこの運用を問題視し、規制に乗り出した形です。