Apple、新型Vision Pro向けに「デュアルニットバンド」発表 – 快適性追求と人気で供給不足に

Appleは先日、M5チップを搭載した新型Vision Proを発表しました。この新モデルには、長時間の装着でも快適性を高めるという新アクセサリー「デュアルニットバンド」が標準で付属します。

既存のM2チップ搭載Vision Proユーザーも99ドルで単体購入が可能ですが、このバンドは発売直後から高い人気を集め、現在では1ヶ月以上のバックオーダー状態に陥っています。これは、Vision Proユーザーがより快適な装着感を求めていることの表れとみられます。

現時点での新規注文の配送は11月上旬から中旬が見込まれており、待ち時間はさらに長くなる可能性もあります。ただし、10月22日（水）に発売されるM5 Vision Proに合わせて、一部の小売店では来週から店頭在庫が入荷する可能性も示唆されています。

デュアルニットバンドは、従来のソロニットバンドと同じ3Dニット素材で作られていますが、特徴的な2本のストラップデザインを採用しています。従来のストラップに加え、頭頂部を覆うもう一本のストラップにより、ヘッドセットの重量がより均等に分散される設計です。

さらに、後部のリブ付きループにはタングステン製のインサートが組み込まれており、カウンターバランスと安定性が向上しています。Appleは、柔らかく通気性に優れ、各ストラップを個別に調整可能な「Fit Dial」を搭載していると説明しています。サイズはS、M、Lが用意されており、最適なフィット感を得るためにはiPhoneのFace IDカメラを使った測定が必要です。